伝統のモナコGPが2031年までF1レース実施…ドメニカリCEOは「F1の歴史を凝縮した特別な一戦」長期契約を喜ぶ|F1
伝統のモナコGPが、2031年まで続けられることになった。1950年の草創期から続く一戦が、長期契約により今後も実施されることが確定している。 ●動画「これ間違えました?」 「…間違えました」サンパウロGP予選3番手の角田裕毅…パルクフェルメに戻るシーンを突っ込まれ思わず赤面 現地時間14日『F1』公式は、モナコ自動車クラブ(ACM)とレースの実施について契約延長したと発表。6年延長となり、2031年までモナコGPが継続となる見通し。 ステファノ・ドメニカリCEOは「F1が2031年までモナコでレースを開催できる。このことを嬉しく思っている」との声明を発表した。
「モンテカルロのストリートコースはやはり独特であり、F1の歴史を凝縮した特別なものだ。モナコGPは、すべてのドライバーが優勝を夢見るレースであり続ける」 「モナコ大公アルベール2世殿下、モナコ自動車クラブ会長ミシェル・ボエリ氏、そしてこの重要なパートナーシップ拡大に関わった、すべての方々に特別な感謝の意を表したい」 2025年のモナコGPは5月23日~25日を予定しており、来季はF1の75周年を記念する一戦となる。また、2026年からは6月上旬にスライドする予定であることも明らかになっている。 現代のF1マシンが大きくなったこともあり、モンテカルロの公道コースは伝統的であるとともに“トラック上で抜きどころがない”という点も多くのF1ファンから指摘されている。だがクラシックな一戦は最短でも2031年まで続けられることが確定となった。