ウクライナ、イスラエル、欧州、アジア…情勢緊張、下半期も“潤う”韓国防衛企業
【08月05日 KOREA WAVE】韓国の防衛産業企業は、今年第2四半期の輸出が好況で、過去最高の実績を記録した。ロシアのウクライナ侵攻、イスラエル・ハマス戦争の長期化とともに、欧州やアジアで地政学的緊張感が高まっており、下半期も状況は変わらないようだ。 ハンファ・エアロスペースの第2四半期の営業利益は、前年(786億ウォン)より356.5%増の3588億ウォンだった。歴代四半期の実績で最高の営業利益となった。同期間の売り上げは2兆7860億ウォンで46%増加した。 防衛産業企業の実績が大幅に改善されたのは、海外受注成果が今年第2四半期の実績に大きく反映されたためだ。ハンファ・エアロスペースの場合、第1四半期のポーランドへの輸出が一時的に減少したが、第2四半期のK9自走砲6門、多連装ロケットの天武18台などのポーランド輸出など、輸出部門の売り上げが昨年同期比で5倍以上増えた。 現代ロテムはK2戦車が力になり、ハンファシステムはK2射撃統制装置と2022年にアラブ首長国連邦(UAE)で受注した天弓2多機能レーダー(MFR)などが売り上げを牽引した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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