テスラは「死亡事故率が最も高い」車だった 危険度は他メーカー平均の2倍
米国で2018~2022年に起こった交通事故のデータを分析した新たな調査によると、テスラ車が最も死亡事故率の高いブランドであることがわかった。 【画像】テスラは「死亡事故率が最も高い」車だった 危険度は他メーカー平均の2倍 全車両の死亡事故率の平均が、走行距離10億マイル(約160キロ)あたり2.8台であるのに対し、テスラは5.6台だったという。 米ビジネス誌「ファストカンパニー」は、この結果について「必ずしもテスラの(ひどい)自動車設計に本質的な問題があることを物語っているわけではないが、注目に値する記録なのは間違いない」と、皮肉めいた指摘をしている。 というのも、テスラは安全重視のデザインを掲げ、「世界で最も安全な車」を謳っているからだ。 それを裏付けるような賞も受賞している。米国道路安全保険協会は最高評価の「トップセーフティピック+」の称号を、上記の調査機関(2018~2022年)でいえば、2018年を除いて毎年テスラ車に与えていた。 とはいえ、「ラボでのテストと実際の道路でのデータの違いは歴然だ」と、ファストカンパニーは書く。 「車両設計の問題か、ドライバーの問題か、あるいはこの2つの要因の両方なのかはさておき、テスラは他のブランドと比較して致命的な事故が2倍多いことが、数字で示された」
Courrier Japon