【香港国際競走】リバティアイランドはコンディション良好…香港カップ出走予定
日本の有力馬が参戦
12月8日(日)に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走に出走予定のJRA所属馬の調教状況、関係者コメントが発表された。 ●香港ヴァーズ(G1・芝2400m) ・ステレンボッシュ(牝3・美浦・国枝栄厩舎) 芝コースで追い切り(5ハロン) J.モレイラ騎手騎乗 国枝栄調教師 「先週のうちにだいたい出来上がっていたので、今日はリバティアイランドを追いかけて、そのまま後をついて同じような感じで調教しようと、J.モレイラ騎手に頼みました。(香港では)同じ厩舎に入っているので、ご一緒にということで、川田将雅騎手にも頼みまして、このような調教になりました。モレイラ騎手には、並ばないようにという指示を私から出して行いましたが、馬は素晴らしい動きだったんじゃないかなと思います。どのような感じだったかなと思って、モレイラ騎手にも確認しましたが、彼もすごく喜んでいて、雰囲気も良いですし、動きも良いと言っていました。追い切り後の息の入り方もすごく良かったので、ジョッキーも何も問題ないと喜んでくれています」 注記:調教時計 50.6(4F)-23.5(2F) ・プラダリア(牡5・栗東・池添学厩舎) 芝コースで追い切り(5ハロン) 池添学調教師騎乗 池添学調教師 「香港に来て今日初めて芝コースに入りました。最初は周りを見るような感じでふわふわしていましたが、3、4コーナーから少しずつスピードを上げていったら、しっかりハミを取り、直線も手前を変えて、まだもう1個ギアがありそうなところで終了しました。調教が終わった後も、息遣いも全然乱れていなかったです」 注記:調教時計 49.7(4F)-22.9(2F) ●香港スプリント(G1・芝1200m) ・サトノレーヴ(牡5・美浦・堀宣行厩舎) オールウェザーコース(キャンター1周)→パドックスクーリング 齊藤隆介調教助手騎乗 ・トウシンマカオ(牡5・美浦・高柳瑞樹厩舎) オールウェザーコース(キャンター1周)→パドックスクーリング 小峯孝調教助手騎乗 ・ルガル(牡4・栗東・杉山晴紀厩舎) オールウェザーコース(キャンター1周半) 泉谷楓真騎手騎乗 ●香港マイル(G1・芝1600m) ・ジャンタルマンタル(牡3・栗東・高野友和厩舎) 芝コースで追い切り(5ハロン) 川田将雅騎手騎乗 川田将雅騎手のコメント 「ジャンタルマンタルは初めての海外の輸送ではありますけれども、とても環境への順応性も高いという話は聞いていたのですがその通りで、良い雰囲気で馬場に入っていっても過ごしてくれていたので、変に力むことなく、浮き滑ることなくちょうど良い精神状態で追い切り自体をすべてこなしてくれたと思います。動き自体も何の問題もなく、久しぶりの競馬になるので、少し強めに終いの動きを求めましたけど、それがまた良い刺激となり本番を迎えられる程度に負荷を掛けたつもりなので、良い状態で競馬を迎えてくれると思います」 注記:調教時計 48.6(4F)-22.0(2F) ・ソウルラッシュ(牡6・栗東・池江泰寿厩舎) オールウェザーコース(キャンター1周半) 岩崎祐己調教助手騎乗 ●香港カップ(G1・芝2000m) ・タスティエーラ(牡4・美浦・堀宣行厩舎) オールウェザーコース(キャンター1周)→パドックスクーリング 高橋智大調教助手騎乗 ・リバティアイランド(牝4・栗東・中内田充正厩舎) 芝コースで追い切り(5ハロン) 川田将雅騎手騎乗 川田将雅騎手のコメント 「全体時計を求めるより、終いに良い動きが出来るのかの確認というところで、海外の輸送や検疫といったいろんなものの時間を過ぎながらも、とても良い状態でここまで来てくれたことを感じられる動きでしたので、そこは一つホッとしました。本当に具合良くここまで来れていると思いますので、競馬まで数日整える時間が待ってますので、心も体も良い状態で当日を迎えてくれたらと思っています」 注記:調教時計 51.2(4F)-22.5(2F) 注記:オールウェザーコース(1周):1,555メートル 注記:調教時計は主催者発表のもの
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