WBSCプレミア12が開幕。メキシコでグループAの3試合が行われ、アメリカとメキシコが初戦を落とす
プエルトリコは先発登板したジョナサン・ベルムデスが、4回2安打無失点と好投して試合を作ると、2番手のレイモンド・ブルゴスも1回1/3を投げて、アメリカ打線を零封する。
試合が動いたのは6回。プエルトリコはアメリカ3番手サム・ベンショーターに対し、3番サビン・セバロスが右中間へソロ本塁打を放ち、1点を先制する。プエルトリコは6回以降、5人のリリーバーを投入する小刻みな継投でスコアボードに0を並べ、計7人による完封リレーを完遂して、虎の子の1点を守り切り白星スタートを切った。
◆試合結果 プエルトリコ|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1 アメリカ |0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
この日の第3試合では、前回大会3位のメキシコが地元でまさかの不覚を取ることに。敵地でのアップセットを目指したベネズエラは、2回表に6番ジャーメイン・パラシオスのソロ弾で先制すると、なおも一死1・2塁から1番ディエゴ・カスティーヨの2点適時二塁打で3点のリードを築く。
打線が繋がりを見せたベネズエラは5回に1点、6回に3点、そして7回に1点を加え、試合を支配的に進める。メキシコは終盤の3イニングで4点を返すも、この追撃は遅きに失する形となりゲームセット。結局、ベネズエラが8-4でメキシコを撃破し、初のスーパーラウンド進出へ向け弾みをつけた。
◆試合結果 ベネズエラ|0 3 0 0 1 3 1 0 0|8 メキシコ |0 0 0 0 0 0 1 1 2|4
J SPORTS 編集部