沖縄キャンプスタート 広島カープ 41人のサバイバル 地元歓迎式で新井監督が島内颯太郎に無茶振り 九里亜蓮はいきなり120球 内間も河野も好調
バッターでは、14日、侍ジャパンに選出された3年目の 田村俊介 。注目度が高まる中、プレッシャーを力に変える若鯉が、チーム唯一の2安打をマークしました。 小宅世人 アナウンサー 新戦力の内間投手の持ち味はキレのあるストレートなんですが、現在の課題はスライダーという中で、スライダーを投げるのが苦手というわけではなく、いつもシーズンでスライダーを投げてきたときに、スライダーを投げたあとの持ち味のストレートのフォームが崩れるっていうのが自分の中で懸念点だったらしくて、持ち玉ではあるんだけど、スライダーを基本、投げてこなかったって話をしていたんです。そんな中できょうの実戦形式の練習では、いいスライダーを放ることができたと話していたので、これからシーズンの中でも球種も増えていくんじゃないかと思います。 その内間投手と実戦形式の練習で対戦したのが、新外国人のレイノルズ選手なんですが、大きな当たり、センターオーバーのツーベースヒットを放ちました。わたくし、生でレイノルズ選手のスイングを見たのは初めてだったんですが、やっぱり迫力がありました。本人に話をうかがっても、「とにかく今の課題は日本人ピッチャーのタイミングになんとか合わせること」と言っていたんですが、「自分の魅力は全方向に打ち分ける器用さ、とにかくバッティングも守備も100%でやっていくので、その野球に対するひたむきな姿勢をカープファンには見てほしい」と、そんな話をしていました。 レイノルズ選手も楽しみなんですが、ほかに見てほしかったシーンがあります。内間投手と第1打席で対戦した初球なんです。 見た感じ、ふつうのバックネットへカットしたファールボールに見えるんですが、投げた内間投手に話を聞くと、外国籍選手って基本的に初球はギリギリまで待って見送ることが多いという中で、ベースの前にボールがあったときに全く(バットを)振る気配がなかったので、これは見逃すなというふうに感じたらしいんですが、次の瞬間、ものすごいスピードでレイノルズ選手のバットが出てきて、それを後ろにカットされたと。そのスイング、1球だけを見て、内間投手はものすごいスイングスピードを持った選手だなというふうに感じとったらしいんです。「いや、本当に味方ながら恐ろしい選手です」と内間投手も話していました。