『地面師たち』ロケで4600万円超フェラーリに乗り…綾野剛が見せた“熱帯夜にも負けない”白熱演技
配信開始から1ヵ月以上が経過しても、その勢いは留まるところを知らない。 7月25日にNetflixで独占配信された『地面師たち』。映像化困難といわれた新庄耕氏の同名クライムノベルを大根仁監督が実写化。ダブル主演の綾野剛(42)や豊川悦司(62)に加え、ピエール瀧(57)やリリー・フランキー(60)といった名俳優たちの怪演も話題になっている。 【画像】ド迫力…!4600万円は下らない高級フェラーリを運転する綾野剛…! 「原作をもとに、’17年に実際に起きた『積水ハウス地面師事件』をモデルにした同作。地面師とは不動産詐欺をけしかける犯罪集団のことを言います。Netflixで配信されるやいなや、初登場で国内ランキング1位を獲得。今もなおトップの座を譲っていません。 民放ドラマの製作費が1クールで3000万円程度といわれるなか、『地面師たち』は1話1億円という巨額の予算が組まれていました。徹底的に追求されたリアルで迫力のある画面、豪華キャストによる圧巻の演技は、見る者の心を掴んで離しません」(テレビ誌ライター) そんなホットなドラマの撮影に遭遇したのは、夏の蒸し暑さが残る去年の9月中旬のことだった。夜9時を超えても気温が30度近いという熱帯夜の東京・新宿の一角に、ドラマの撮影隊が集まっていた。その中心にいるのは、主演を務めた綾野剛だ。近くには俳優の吉村界人(31)の姿も見える。 現場には30人近いスタッフがおり、大掛かりな撮影準備が進められていた。ほどなくしてフェラーリを使っての撮影が始まったが、用意されたのは推定価格4600万円を下らない『F8スパイダー』。なんとも豪華なロケである。 「この日行われていたのは、綾野さんがホストクラブに潜入するという中盤の重要シーン。綾野さんは、休憩時間には吉村さんとタバコを吸ったり事務所の送迎車で休んだりとリラックスした様子でした。それでもカメラが回ると迫真の演技を見せ、大根監督をうならせていました。撮影は日付が変わっても続きましたが、疲れも一切見せず、やり切っていましたね」(撮影スタッフ) 『地面師たち』で改めて俳優としての実力の高さを示した綾野。今年は秋~冬にかけても映画『まる』『本心』と2つの出演作が控えている。また、私生活でも今春に佐久間由衣(29)との間に第1子が誕生するなど順調そのもの。快進撃はまだまだ続きそうだ。
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