西山女流三冠が第1局勝利 女性初の棋士をかけた棋士編入試験
日テレNEWS NNN
将棋で女性初の棋士をかけた棋士編入試験が10日、はじまりました。 現在、棋士とは別の資格である女流棋士として活躍する、西山朋佳女流三冠が女性初の棋士を目指し10日から行われる棋士編入試験を受験、若手棋士と対局を行っています。 棋士になるには通常、棋士養成機関の「奨励会」を勝ち抜く必要がありますが、これまで女性で棋士になった人はいませんでした。 西山女流三冠は公式戦で棋士に対し規定の勝率を上げたため編入試験の受験資格を獲得していました。 試験は月に1度、若手棋士と対局を行い5人と対局して3勝できれば合格となりますが、10日の第1局では、西山女流三冠が高橋佑二郎四段に勝ちました。 西山女流三冠 「またここから一局一局準備して当日は全力を尽くせるようすごすしかないかなと」 第2局は来月2日に東京の将棋会館で行われます。