阪神・森下翔太、年賀のお約束「今季こそ牧さんより打点挙げます」
【猛虎のお約束】新春インタビューに応じた阪神・森下翔太外野手(24)は、サンスポ名物企画「猛虎のお約束」への2年連続の挑戦も決定。昨季は「サンスポ1面に最多登場」を公約として見事達成したが、今季は中大の2学年先輩であるDeNA・牧秀悟内野手(26)に「打点で勝つ」と堂々誓った。昨年、チームを26年ぶり日本一に導いた「ハマのキャプテン」を森下が上回ることは、そのまま虎が日本一に返り咲くことを意味する!! 【写真】阪神・佐藤輝明、中野拓夢、森下翔太とDeNA・牧秀悟が談笑…試合前に仲良しカルテットが集結 壁をぶち破る勢いで、憧れの先輩も超えてみせる。新春インタビューの後半にさしかかると、森下の口調はいっそう熱を帯び、昨年ものの見事に公約を達成し〝ご褒美〟を受け取ったサンスポ名物企画の話題となった。では、ことしの公約はどうしましょう!? 「今年こそは牧さんに打点で勝つっていうのはどう?」 牧秀悟-。中大時代から背中を追い続けてきた2学年先輩の名を、自ら挙げた。昨季の牧はリーグ3位の74打点(1位はヤクルト・村上の86打点)。26年ぶり日本一に大きく貢献したハマのキャプテンだ。森下は1年目の43打点から大きく上積みし、73打点を挙げたが及ばなかった。11月の侍ジャパンの国際大会「プレミア12」でも同じユニホームに袖を通して戦ったが、牧には森下には分かる「何か」があるという。 「確実に、牧さんがいなかったらDeNAが日本一になれてないと思うから、俺もチームでそういう存在になれれば。あの人は前向きなので(打っていない試合でも)周りに打っていないという印象を与えない。打席に立ったら『何かかやってくれそうだな』っていう。本当に、軸にぴったりな人だよね」 3年目に入り、森下も虎の「主軸」となると決めている。目標とするだけでなく超えるんだという覚悟を「猛虎のお約束」にもにじませてくれた。 昨季、森下は8月には10戦連続打点も記録。一度だけ牧の数字を意識したのは、ともに1打点ずつ挙げて森下が73打点、牧が72打点だった9月29日のDeNA戦(甲子園)の頃だったという。「牧さんに勝ってんじゃん、みたいになって。一瞬いけると思ったけど、最後はあっちが(残り)試合数多くて、しっかり見せつけられた(笑)」。その後、森下は10月3日に143試合を戦い終え、結果的に1打点差でまくられてしまった。 「牧さんみたいになりたいよね。牧さんも人柄がいいけど結局、結果を残している。(その打席まで)打ってなくても、打ってくれるんじゃないか、と期待を持たせられるような選手。俺はまだ波があったから、ことしこそ」