チェルシー「最高の６日間」は続いていくのか【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
説得力に満ちた会心の連勝。完全無欠だったと指揮官も
４－０の大勝を収めたプレミア29節エバートン戦で躍動したのが、18歳のこのギルモアだ。(C) Getty Images
ＦＡカップでリバプールを下し、プレミア29節でエバートンに快勝した３月上旬の６日間は、チェルシーにとって「最高の６日間」だった。新型コロナ禍による中断を経ても、説得力に満ちたパフォーマンスは続くのか。（文：オリバー・ケイ／訳：井川洋一 2020年４月２日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載） ―――◆―――◆――― その６日間は、チェルシーにとって最高の６日間だった。３月の上旬だ。３日のＦＡカップ５回戦でリバプールを２―０と下すと、８日のプレミアリーグ29節はエバートンに４―０の完勝。説得力に満ちた、文句なしの２連勝だった。 長いトンネルを抜け、視界が明るく開けた、そんな感じだろう。それまでの２～３か月間、チェルシーは不振に喘いでいたのだ。その重苦しい暗雲がこの２連勝でまさに雲散霧消した。古巣の指揮官として１年目を戦うフ
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