長崎日大スピードスターMF山本勝太

　第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタルが3月25日に開幕。Cグループの長崎日大(長崎)は鹿児島実(鹿児島)を1-0で破り、初戦を白星で飾った。 【フォトギャラリー】 長崎日大 vs 鹿児島実 　前半、長崎日大の攻撃を牽引したのが左サイドのMF7山本勝太(新3年)だ。 　「後ろからビルドアップして、相手を(中央に)集めて、自分の方にスペースが出来て出してくれた時がチャンス。得意のドリブルとスピードを生かせるように縦突破とカットインを頑張りました」 　DFと1対1の局面になれば常に勝負。切れ味鋭いドリブルで度々ゴールラインギリギリをえぐり、28分には縦に勝負しPAに侵入したところで倒されPKも獲得した。 　しかし、仕上げのプレーの精度に対しては「えぐるまでは良かったんですが、そのあとの精度は改善しないと」失敗してしまったPKに対しても「下を蹴って浮いてしまった。もっと練習します」と課題を口にした。 　それでもこのタレントが今年のチームの武器なことは間違いない。 　「ここ3年間ずっと国見に負けてしまっているので、国見を破れるように個の力を伸ばしていきたい」 　長崎日大のスピードスターは打倒国見に燃えている。 (文・写真＝会田健司)