いばらき大使・檜山沙那さんも魅了! 1kgを超えるプレミアムサイズもある「常陸乃国いせ海老」とは
●茨城県の新しい水産物として、「常陸乃国いせ海老」が注目されています。1尾600g以上の伊勢海老だけがそのブランド名を名乗れるとのこと。実食して味わいを体験してきました。
茨城県は東京から車や電車ですぐに遊びに行けるご近所県。偕楽園や袋田の滝など自然豊かで、冬のあんこうなど水産物も得意なエリアです。近年、漁獲量が増しているというのが、伊勢海老とのこと。 いばらき大使の檜山沙那さん
地元では度々獲れることがあったようですが、これまで流通できるほどの量は確保できなかったそうです。茨城県産の伊勢海老として長期的なブランド化を見越し、地元の漁師や組合、市で協力し合い、乱獲をせず、長い期間を見守った結果、非常に大きな個体が揃った「常陸乃国いせ海老」が誕生しました。 「常陸乃国いせ海老」の条件は、スタンダードサイズ600g以上の活魚か冷凍、プレミアムサイズは1kg以上の活魚とし、触角と眼がしっかり揃っているという厳しい基準クリアしたものだけが認定を受けます。
発表会ではいばらき大使の檜山沙那さんが登壇。茨城県の観光スポットや伊勢海老の魅力をPRしました。 「こんなに大きな生の伊勢海老を見るのは初めて。身もプリプリで、余す所なくおいしいです。茨城は春夏秋冬、どのシーズンにも美しいところがあります。ぜひシーズンごとに足を運んでいただきたいです」(檜山沙那さん)
足まで身がぎっしり!1万2000円の期間限定「常陸乃国いせ海老 天ぷらそば」が極旨
「常陸乃国いせ海老」は一般に流通している伊勢海老と比べて、2倍から3倍を超えるどっしりとした大きさ。伊勢海老というと、刺身にしても数切獲れるくらいだったり、小ぶりなものは殻ごと味噌汁にして食べたり、しっかり伊勢海老の身を堪能するという経験はなかなか叶いません。 ですが、「常陸乃国いせ海老」は1尾がしっかり大きく育っているので、カニのように食べられるくらい足の中にも身が詰まっているというから驚きです。 この伊勢海老を使った江戸前そばが、茨城県のアンテナショップ「イバラキセンス」にて9 月30日まで提供されます。(※4日前までに要予約)
一般的な天然物の伊勢海老でも1尾2000円から3000円(150gから200gくらいのサイズ)しますから、600g以上が確約している「常陸乃国いせ海老」を調理済みで1万2000円で食べられるのは、むしろ今しかないチャンスではないでしょうか。 メニューを監修したのは、寛政元年創業の『総本家 更科堀井』。「常陸乃国いせ海老」を贅沢にも天ぷら仕立てに。天ぷらをつゆで煮込んで食べる江戸前流のそばを再現していて、厚めの衣に海老の旨みをしっかり吸わせるのがポイント。旨味の濃厚な「常陸乃国いせ海老」にマッチした調理法だそうです。