【チャンピオンズC】中心は好相性ローテで連覇狙うレモンポップ 昨年2着ウィルソンテソーロは割引データあり
中京移設後、初の連覇か
ジャパンCダートから名称を改められ、舞台が阪神から中京へ移り、今年で11回目となる。移設元年に勝ったのはホッコータルマエ。前年1番人気3着からの逆襲だった。中京に移り、連覇を狙ったのは5頭。結果は2番人気5着、2番人気11着、1番人気4着、3番人気2着、1番人気4着と全敗している。 【ジャパンカップ2024 推奨馬】能力&末脚はメンバートップ! 3つの複勝率100%データを持ち信頼度◎(SPAIA) ダートはリピーターのイメージも、フェブラリーS連覇はコパノリッキー、カフェファラオの2頭しかおらず、このレースもジャパンCダート時代のトランセンドだけ。GⅠの連覇は難しい。 だが、現在は地方、海外と選択が広がり、かつてほどJRA・GⅠは絶対的価値があるとはいえない。戦力が分散し、レモンポップ連覇の可能性は高まりそうな予感がある。ここで引退を迎えるレモンポップは有終の美を飾るのか。以降は過去10年分のデータを使用して分析する。 1番人気は【3-3-0-4】勝率30.0%、複勝率60.0%とそれなりで、4番人気以内が7勝、2着7回と上位人気の信頼度は高い。一方で、6、8、12番人気も勝っており、うち2戦は連覇がかかった馬が出走していた。レモンポップが連覇に失敗したとなると、波乱決着が待っているかもしれない。そうでなくても8番人気以下の好走も目立っており、中京のGⅠらしく、上位人気だけでは決まらない。 年齢では3歳【2-2-2-12】勝率11.1%、複勝率33.3%、5歳【4-2-3-26】勝率11.4%、複勝率25.7%が確率でトップも、4歳も【2-1-1-36】勝率5.0%、複勝率10.0%、2勝をあげており、決して悪いわけではない。6歳【2-4-2-25】勝率6.1%、複勝率24.2%と年齢での差は少ない。 連覇を狙う6歳のレモンポップも年齢は気にならない。ダート三冠創設元年の3歳世代からはジャパンダートクラシック3着馬サンライズジパングが登録。ダート三冠の価値を高めるためにも好走してほしい(※ラムジェットは右前挫石により回避)。