聞こえづらい・うるさい 両方の声…『緊急車両のサイレン』模索続く 特殊な“イエルプ音”採用の病院も
三重県鈴鹿市で9日、救急搬送中の救急車と乗用車が衝突する事故がありました。消防の現場では、救急車のサイレンが気づきづらいのではないかという問題がいま、起きています。 【動画で見る】聞こえづらい・うるさい 両方の声…『緊急車両のサイレン』模索続く 特殊な“イエルプ音”採用の病院も 緊急車両のサイレンの音量は法律で決まっています。道路運送車両法では、20メートル前方、高さ1メートルの位置で90デシベル以上120デシベル以下の音量と定められ、安易には下げられません。90デシベルで「騒々しい工場内と同等」ともいわれています。 かなり大きな音ですが安全上は、必要性があります。ただ聞こえづらい、うるさいと言われたりすることもあり、「コンフォートサイレン」という新しいサイレンも導入されています。 青森県の八戸市民病院では、ドクターカーのサイレンに2023年から“ヒュンヒュン”という「イエルプ音」を採用しています。 ドクターカーは救急車と比べて一般車両から見えづらく、サイレンも聞こえづらいため、地元の八戸工業大学と共同研究した結果、このイエルプ音が人の耳に届き認識しやすいとなったということです。