横澤夏子「ママも開き直っていいんだ」藤本美貴から教わった育児で、軽くなった肩の荷。2人が噛みしめる子育ての喜び
「頑張りすぎている子育て世代をほぐしてくれる」
藤本の子育て方法に肩が軽くなったと話す横澤は、早速とあることを実践しただとか。 横澤「ミキティさんから聞いた話で実践しているのは、“ジャムは添えるだけ”っていうので(笑)。 パンにジャムを塗って小さな子どもに食べさせると、手がベトベトになっちゃうじゃないですか。ミキティさんは、まずパンを1口サイズに小さくして、ジャムはお刺身を食べるときの醤油みたいに、添えるそうなんです。 実際に試してみたら、手を汚さずに楽しそうに食べたんですよ!」 藤本「すいません、ろくでもないエピソードばっかりなんですよ~(笑)」 横澤「いや、そういう発想を教えてくれるところがすっごくうれしくて (笑)。 ミキティさんは、ちゃんと愛情は注いでるけど、壁にぶち当たった時に乗り越えなくていいんだよ、壁の横をすり抜ければいいんだよといった教え方。 その手の差し伸べ方が、ちょっと頑張りすぎている子育て世代をほぐしてくれるんです」 藤本の発想の転換や肩の力の抜き方に感銘を受けたと話す横澤。2人は笑顔で続ける。 藤本「私からすると、やっぱりなっちゃんはすごいなと思って。そんな丁寧にできない」 横澤「これでも、3人目になってだいぶ開き直れたんですよ。ママも開き直っていいんだって、新しい世界をミキティさんは教えてくれるんですよ! 本当、ミキティさんが芸能人になってくれて、この子育てをしている時に出会えてよかったってすごい思います」 藤本「こういうジャンルの違う2人のエピソードがあるので、話ががるっていうのもあると思います。似たような考え方だったら、こうはならなかったなって。そして、すごくなっちゃんは聞き上手なの。ママ会に、なっちゃんがいたら絶対盛り上がる(笑)」 横澤 「ははは、なにそれ~。でもそれでいうと、普通のママ会にミキティさんは絶対いないんですよ。ここまで開き直ってってくれる人はいないから稀な存在。だから、こういうママがテレビで出てくれていることがうれしいんです」 悩みや不安はあるものの、それを上回る喜びがあるのも子育てだ。最後に、子育てをしていてうれしかった瞬間を聞いた。 横澤「子どもたちの“初めて”の瞬間に立ち会えることですね。 例えば、自分が初めて雪を見た瞬間ってもう覚えてないじゃないですか。でも、子どもが初めて雪を見た瞬間、“怖い怖い”って言ったんです。 3歳の子が誕生日でイクラを初めて食べた瞬間も、“こういう顔するんだ”って感じました。そんな初めてがこれからいっぱいありますし、さらに3人分あるので楽しみです」 藤本 「大人になると達成感ってあまりなくなってくるけど、子育てをしてると、例えば自転車に乗れたねとか、それぞれの達成感を一緒に経験できる。喜びが自分だけじゃなく、人数分増えるっていうのはすごい思います」 番組内にて2人は、「まだまだ話し足りない」とよく口にしている。今回のインタビューも同様で話は尽きず、「お迎えの時間があるから」と終了することとなった。 2人が育児を通じて様々な経験を重ねていくことで、この番組はさらに面白くなり、多くの人の共感を得ていくのではないか。そんな風に感じさせてくれるインタビューとなった。 ヘアメイク:氏家恵子(藤本美貴)、豊田小百合(横澤夏子) スタイリスト:大瀧彩乃(横澤夏子) 取材・文/羽田健治
集英社オンライン編集部