橋下徹氏 維新の議席減に「馬場執行部が野党間予備選を仕掛けて今回の結果を意図してやったなら…」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が31日までに自身のSNSを更新。衆院選で議席を減らした古巣・日本維新の会について言及した。 維新は30日、国会議員団の役員会を開き、衆院選で公示前から5議席減となった結果を受けた対応を協議。浅田均参院会長が「大惨敗だ。誰も責任を取らないのは維新にとってマイナスだ」と、馬場伸幸代表と選対本部長を務める藤田文武幹事長の引責辞任を要求し、猪瀬直樹参院幹事長も同調した。 馬場氏は、地盤の大阪で全勝し、滋賀や福岡など一部の小選挙区でも勝利したとして「議席が減ったのは事実だが、正しい方向に進みつつある」と述べ、応じなかった。 橋下氏は「維新、馬場代表の辞任要求相次ぐ 衆院5議席減も応じず」と題された記事を引用し、「馬場執行部が野党間予備選を仕掛けて今回の結果を意図してやったなら大金星だった。議席を減らしても自公過半数割れ。しかし残念ながら単なる偶然、しかも維新の大敗北でたまたまこうなっただけ」と自身の見解をつづった。