【BCターフ】惜しくも届かず! ローシャムパークは最後方から猛追2着 シャフリヤールは3着
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)】BCターフ(GⅠ、芝2400メートル、出走13頭)がデルマー競馬場で行われ、C・ルメール騎乗のローシャムパーク(美・田中博、牡5)が道中最後方追走から直線で猛然と追い込み、クビ差の2着に入った。C・デムーロ騎乗のシャフリヤール(栗・藤原、牡6)は外から差し脚を伸ばし、さらに1馬身半差の3着だった。2番手追走から4コーナーで先頭に立ったW・ビュイック騎乗のレベルスロマンス(英=C・アップルビー、騸6、父ドバウィ)が押し切り、一昨年に続く当レース2勝目(GⅠ7勝目)を飾った。勝ちタイム2分26秒07。 【写真】BCターフに出走したシャフリヤール ◆C・ルメール騎手(2着 ローシャムパーク)「スタートは遅かったけど、1周目で冷静に走ってくれた。3、4コーナーで手応え良くポジションを上げていけました。大外からよく伸びてくれました。2400メートルはちょっと長い。2000メートルがいいと思います」 ◆田中博康調教師(同)「ひと言、惜しかったです。1周目は出たなりで、2周目にペースを上げていこうと思っていました。流れは遅かったけど、最後はよく伸びてくれました」 ◆C・デムーロ騎手(3着 シャフリヤール)「スローペースでした。彼にとっては小回りでコーナーで外にモタれるところもありました。ただ今年も3着でよく走ってくれました」 ◆藤原英昭調教師(同)「3、4コーナーがタイトで難しくて、そこがスムーズなら…。それでも最後は差を詰めて力を示してくれました。クリスチャン(・デムーロ騎手)からは『先生、ごめん』と言われましたが、うまく乗ってくれました。6歳ですが、パフォーマンスは落ちないですね。どこかは未定ですが、もう1戦どこかを走らせたいです」