じつはいまフリマアプリで「海外との取り引き」が簡単にできるようになっていた…!
ソフトパワーで欠かせないアニメやマンガ
日本のコミック市場の規模は、2024年は約2.5兆円、それが2032年までに約4.1兆円に成長すると予測されています。ここで越境ECのアニメカテゴリを見てみます。2023年度第1期放送作品の伸長ランキングでは以下のようになりました。 1位:マッシュル-MASHLE- 2位:葬送のフリーレン 3位:薬屋のひとりごと マッシュルに関しては、購入件数が昨比950%となっています。(BEENOSグループの海外向け購入サポートサービス「Buyee」における2024年1月から9月までの購入件数より算出) マンガの人気作品ランキングについては、以下の通り。 1位:ドラゴンボール 2位:ハイキュー!! 3位:ワンピース ドラゴンボールに関してはスペインからの購入が多く、ハイキュー!!は台湾、ワンピース、呪術廻戦、NARUTOはアメリカが最も多くなっています。全体的にみても、アメリカからの購入は多くなっていますが、実はフランスでも日本のマンガは人気ということがわかります。 (BEENOSグループの海外向け購入サポートサービス「Buyee」における2024年1月から9月までの購入件数より算出 ) 日本のソフトパワーが海外で根強い人気となり、たくさんの商品が海を渡っています。フリマアプリの買い手は日本国内にとどまらず、海外にも広がっていることを意識しながら出品していくのが、次のステージといえるのかもしれません。
川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド)