F1スターのアロンソが望んだものをアストンが製造 38台限定モデル「アストンマーティン ヴァリアント」登場!
インテリアは必要不可欠なものに絞られている。この特別モデルには、一体型ケージとレカロ製ポディウムバケットシートが装備され、シート表皮はレザーまたはアルカンターラから選択できる。
6速マニュアルギアボックスのみの設定
ステアリングホイールは、「ヴァロア」とは異なり、やや角張った形状ではなく、クラシカルな丸みを帯びている。また、「ヴァリアント」のバンスにはボタンやノブがない。6速マニュアルトランスミッションのオープンシフトゲートは、センターコンソールに彫刻のように鎮座している。
駆動に関しては、2つのQ特別モデル「ヴァロア」と「ヴァリアント」は似ている。どちらも5.2リッターV12ツインターボを搭載し、電気的なサポートなしで作動する。「ヴァリアント」では、エンジニアが12気筒エンジンからさらに30馬力を引き出し、745馬力と753Nmを後輪に供給する。ドライバーズカーにふさわしく、この残忍なスポーツカーにはマニュアルギアボックスしか用意されていない。
わずか38台のヴァリアント
フェルナンド アロンソの夢のアストンとはいえ、アロンソ以外に「ヴァリアント」を所有する喜びを享受できるのは37人である。最初の顧客車は2024年末に納車される予定だ。「アストンマーティン ヴァリアント」は、2024年の「グッドウッド フェスティバル オブ スピード(7月11日~14日)」でデビューする。もちろん、フェルナンド アロンソ自身がステアリングを握る。
Jan Götze
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