料理研究家・コウケンテツさんのバズレシピ。フライパンで美味しく作れる「ふわとろ親子丼」
「ふわとろ親子丼」は白身と黄身で分けるのが美味しさのポイント
土曜日の昼ごはんによく作るメニューです。専用の親子鍋がなくてもフライパンで美味しくできないかな?と考えました。鶏肉は包丁で叩くことで味のしみこみが良くなります。卵のプルンとした食感は白身由来なので、卵は溶きすぎず、白身の食感を残すようにしましょう。最初に白身だけ鍋に入れて、ある程度火を通してから、最後に軽く混ぜた卵を入れて好みのかたさに仕上げるとうまくいきますよ。 「ふわとろ親子丼」の作り方 ◎材料(2人分) 鶏もも肉1/2枚、玉ねぎ1/4個、卵3個、だし汁100ml、三つ葉2-3本、温かいご飯2膳 A=しょうゆ・みりん・酒各大さじ2、砂糖小さじ1 ◎作り方 1.鶏肉は2㎝角に切って包丁で軽く叩く。玉ねぎは縦に薄切りにする。三つ葉は2-3㎝に切る。 2.小さめのフライパン(直径20㎝)にAを入れて煮立て、1分ほど煮詰める。鶏肉を加えてしっかりと煮て、肉の色が変わったらだし汁を加える。再び煮立ったら玉ねぎを加えて混ぜ、2分ほど煮る。 3.ボウルに卵を割り入れる。2.のフライパンに卵白のみ、卵の半量くらいを入れて蓋をして1-2分弱火で煮る。白身が固まってきたら残りの卵を軽くほぐして回し入れて蓋をして30秒~1分ほど蒸す。 4.器に盛ったご飯にかけ、三つ葉をのせる。
『クウネル』2023年7月号掲載 写真 松村隆史 / 取材・文 鈴木麻子
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