「ツキノワグマ出没警報」再延長せず終了へ 10月は目撃情報少なくけが人もなし【長野】
今年9月から県が出していた「ツキノワグマ出没警報」は14日が期限になっていて、新たな被害がなければ警報は終了する見通しです。 県は、クマによる人身被害が相次いだことを受け、今年9月上旬佐久・上伊那・木曽・北アルプス・北信の各地域に初となる「ツキノワグマ出没警報」を出しました。 県によりますと4月から10月までの県内のクマの目撃情報は1364件で13人がけがをしました。 秋に入り、今年はどんぐり類などの実りが平年並みにあったことから、10月は目撃情報が例年より少なくけが人もいませんでした。 14日の夜までに新たな被害がなければ警報は14日で終了する見通しです。 県内の他の地域に出されている「ツキノワグマ出没注意報」も合わせて終了する見通しです。