女性が働きやすい職場に タクシー運転手が意見交換会で悩みや課題を【長野・松本市】
男性の割合が多いタクシー業界で、女性が働きやすい職場作りを目指そうと、松本市で意見交換会が開かれました。 県内のタクシー会社で働く女性の運転手や事務員など、およそ40人が参加した意見交換会。6つのグループに分かれ、女性が働く上での悩みや課題を話し合いました。 ■参加者 「女子更衣室があるともうちょっと良いと思う」 「(トイレの)入り口が一緒なので男性用・女性用で扉はそれぞれあるけど 本当は(入り口を)分けてほしい」 他にも、会社に託児所を設けてほしい、女性が運転しやすい小型の車を配備してほしい、などの意見が出ました。 ■ドライバー(60代) 「男性社会のイメージがあるので女性ならではの意見として取り入れて頂ければうれしい」 主催した第一交通産業グループの県内の女性ドライバーの割合はおよそ2割。 タクシー業界に興味がある一般の人も参加しました。 ■安曇野市から 「実際のタクシー業界の裏事情などが生の声として聞けてうれしかった。未来を想像出来るような話し合いで参加させてもらって良かった」 ■長野地区第一交通産業グループ福永幸久社長 「これだけ大勢の女性が集まるケースはなかなか無いので非常にこういう場は良かったと思うし継続的にやっていければと思っている」 第一交通産業グループは、きょう出た課題をまとめ、運営に生かしていきたいということです。