チチパス 熱戦の末ズベレフ破り4年連続8強、終盤5ゲーム差追いつかれるも勝利<男子テニス>
ロレックス・モンテカルロ・マスターズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は11日にシングルス3回戦が行われ、第12シードのS・チチパス(ギリシャ)が第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで破り、4年連続4度目のベスト8進出を果たした。 【ジョコビッチ、シナーらモンテカルロMS組合せ】 25歳で世界ランク12位のチチパスが同大会に出場するのは6度目。2021年と2022年には優勝を飾っている。 今大会は1回戦で同34位のL・ジェレ(セルビア)、2回戦で同31位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し3回戦に駒を進めた。 同5位のズベレフとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、チチパスはファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得しズベレフにブレークを与えず、リターンゲームでは終盤の第12ゲームでブレークを奪い先行する。 続く第2セット、勢いに乗ったチチパスは2度のブレークに成功し、一気にゲームカウント5-0と大きくリードを奪う。しかし、ここからズベレフの反撃を許しチチパスはゲームカウント5-5に追いつかれる。それでも、その後のタイブレークでチチパスはラリー戦でズベレフのミスを誘い3度のミニブレークに成功。2時間6分の熱戦を制し、4年連続4度目の8強入りを決めた。 勝利したチチパスは準々決勝で第15シードのK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは3回戦で第4シードのD・メドベージェフを下しての勝ち上がり。
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