大分市のレゾナックドーム大分、1月から「クラサスドーム大分」に名称変更
化学大手レゾナック・ホールディングス(HD)が命名権を持つ大分市のレゾナックドーム大分の名称が、来年1月から「クラサスドーム大分」に変更される。同HDの組織改編に伴うもので、命名権も2030年2月までに延長される。 【写真】屋根が閉まった状態のドーム(県提供)
同HDが大分コンビナート(大分市)で行っている石油化学事業を来年1月にクラサスケミカルとして子会社化することに伴い、命名権を子会社に承継する。命名権を持つほかの施設も、クラサステニスコート、クラサスグラウンドなどに変わる。
現協定は来年2月末まで。同HDと大分県は、パートナーシップ料を現行の年額5500万円のままで5年延長することに合意しており、延長した期間の協定についてはクラサスケミカルと県が来年、締結する。
5日、県庁で記者会見したレゾナック石油化学事業部の山田暢義・大分コンビナート代表は「新しい社名を早く知ってもらい、地域社会の一員として愛される会社にしたい」と話した。