ハンガリー代表MFシャーファー、2度の寄付で故郷の古巣を破産から救う
ウニオン・ベルリンのハンガリー代表MFアンドラス・シャーファーが、ユース年代を過ごした古巣の破産を救うために2度の寄付を行った。 現在、ハンガリー代表とウニオンの主力として活躍するシャーファーは、2010年から2014年まで母国のソンバトヘイ・ハラダスのユースチームでプレーしていた。 ただ、財政難にあえぐハラダスはクラブ破産の危機に陥り、年明けまでに12万ユーロ(約1940万円)の資金調達が必要に。そして、ファン・サポーターに向けてクラブ存続のための寄付を呼びかけていた。 ドイツ『キッカー』によれば、この呼びかけに対してシャーファーは初めに1万2000ユーロ(約190万円)を寄付。だが、締め切り直前になっても2万4000ユーロが不足していることがわかると、その他の元所属選手とともに2度目の寄付を行い、クラブはなんとか資金調達を完了させたという。 プロデビューはMTKブダペストも、ユース年代の4年間を過ごした生まれ故郷のクラブに対する愛情を示した25歳の支援に、ハラダスの関係者とそのファン・サポーターから感謝のメッセージが届いていることは言うまでもない。
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