袴田事件の判決まであと1週間 姉ひで子さん「裁判の決着がつくことをうれしく思う」
再審やり直しの裁判が行われている、いわゆる袴田事件の判決まで1週間となりました。袴田巌さんの姉・ひで子さんが都内で弟の無実を訴えました。 ●袴田ひで子さん: 「私たちの裁判もあと1週間でございます。1週間後には判決が下されるものです。私は巌は無実だから罪だと思っております」 19日夕方、都内で開かれたイベントに袴田巌さんの姉、ひで子さんが登壇しました。 袴田さんは1966年、旧清水市でみそ会社専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定。 2023年10月に再審やり直しの裁判が静岡地裁で始まり、26日に判決が出ます。 判決まで1週間となった19日、再審法の改正を目指す日本弁護士連合会が都内でイベントを開き、冒頭、袴田巌さんの姉・ひで子さんが参加者に弟の無実を訴えました。 ●袴田ひで子さん: 「47年7か月拘置所にいたっていうことで色々後遺症が出てきております。それでも裁判の決着がつくということは大変うれしく思っております。再審法改正にぜひ皆様のお力で改正なり訂正なりしていただきたいと思っております」 また長年、袴田さんの支援活動を行ってきた日本プロボクシング協会も来週の判決に向け、袴田さんの無実を訴えました。