80代女性が三重から電車を乗り継ぎ東京のコインロッカーに現金300万円 息子名乗る人物の偽電話被害に
三重県鈴鹿市の80代の女性が、息子を名乗る人物のうその電話を信じて東京まで現金300万円を持って行き、だまし取られる事件がありました。 警察によりますと、11月8日、鈴鹿市に住む80代の女性に、息子を名乗る人物から「旦那さんがいる女性との間に子供ができてしまった」「示談金300万円を用意して、東京都へ持ってきてほしい」などと電話がありました。 女性はその日のうちに、電車や新幹線を乗り継ぎ東京へ行き、指定されたJR日暮里駅のコインロッカーに現金300万円を入れ、そのまま、だまし取られました。 その後、女性は息子を名乗る人物に電話をかけても繋がらず、三重県内に住む実際の息子に確認して詐欺だと気づき、警察に被害届を出したということです。