「都構想」賛成派が第一声(全文3完)二重行政を根元から断ち切る
吉村知事は宇宙人でも皆さんの敵でもない
僕たちが今、テレビ討論で、僕があちらこちらで討論会に参加しています。ついこの間も、反対側から、共産党側から、もう吉村知事は宇宙人だ、侵略者だと言うんですよ。大阪府知事が侵略して、市民からお金を奪い取る。皆さん、吉村知事は宇宙人でも皆さんの敵でもありません。大阪府知事は、市民からも選ばれて、知事の職務・職責を、今、全うしているんです。活動しているんです。コロナの対策においても、大阪市民を特別に扱っていることはありません。逆です。 これ、コロナ対策、大変なんです。コロナの対策で一番やはり数が多いのは、市町村別でいくと大阪市なんです。僕、今市長ですからよく分かってます。コロナの患者の約半数、陽性者の半数は大阪市民の皆さんなんです。そしてその半数の皆さんを、命を守るためには大阪市内の医療資源、これだけでは守ることはできません。大阪市民の中で、重症、中等症の患者の皆さん、この皆さんの入院先っていうのは、大阪府で入院サポートセンターをつくって、そして大阪市外のそういう病院で手当てをし、そしてコロナから復活してもらっているわけであります。大阪府知事は、大阪市民の敵ではありません。 われわれが今回皆さんにお願いするのは、もう二度とばらばらにならないように、広域行政は一元化して成長する大阪をつくっていくために、仕事の役割分担、これを皆さん、イエスということで確実に、その組織を変えてもらいたいということだけであります。皆さん、ぜひ今、この10年、橋下、松井、吉村、この10年間は一体でやってきました。その結果、税収が伸び、二重行政の無駄な経費を抑え、税収を伸ばすことで、まさに特色あるサービスが実現できているんです。
給食や教育の無償化はいつ始まったのか
相手方の反対に言う人たちは、サービス低下する、低下するっていう。特色あるサービスを守ろう。特色あるサービスというのは、例えば塾代助成です。給食の無償化です。それから私立高校を含めて、教育の無償化です。これが、相手からいうと特色ある大阪市民のサービスじゃないかと、こう言われます。皆さん、このサービス、いつから始まりました? このサービスをスタートさせたのは、橋下さんが市長になってからです。橋下さんが給食スタートして、吉村さんがその給食、冷たくておいしくない、こういう声があった。だから、吉村さんがそれを自校調理方式に切り替えて、温かい給食を提供できる体制をつくった。そして僕の時代になって、このやはり子育て世帯、コロナでもう本当に今大変。子育て世帯の可処分所得、少しはやっぱり増やしていこう。子供が育つに当たって、栄養をしっかり取れる、そういう環境をつくっていこうということで、この4月から無償化を実現しました。 もちろん公明党さんからも、その給食無償化についてはこれまでも、いや、市長、知事、これはやるべきだというそういう提案も受けておりました。それが今年の4月、やっとスタートできた。なぜこまで掛かったのか。お金が、そこまでのお金がなかったからなんです。われわれ、この10年、無駄な二重行政をやめて、経費を抑えて、そして広域行政を一元化して、経済を活性化させ、税収を伸ばしてきた。そのお金があるから、今、私立高校を含めて教育無償化実施できているし、給食は無償化できているし、塾代助成、続けていけるんです。 この10年間で大阪府でも、約1790億の税収が伸びております。大阪市においても、307億の税収が伸びました。さまざまな二重行政の無駄を排除して、経費も抑えました。その財源で今まさに大阪市民の皆さんの特色あるサービスが、これが提供することができたんです。 反対に皆さん、このサービスを守れ守れと言うけど、戦後75年、自民党は大阪において府議会、市議会とも、ずっと第1党だったんです。そしてその第1党の立場で、知事、市長を推薦して、大阪府知事、大阪市長を誕生させてきた。でもできてこなかったじゃないですか。なぜか。無駄なお金を使ってるからなんです。二重行政のばらばらで無駄なお金を使い、そして成長戦略もそれぞればらばらで、大阪の成長を阻害してたから。だから税収上がらなかったんです。