新天地決まらぬオシムヘンの状況は?ナポリSD「退団を希望しているが…」。チェルシーは撤退とも|セリエA
ナポリのジョヴァンニ・マンナSD(スポーツダイレクター)は、FWヴィクター・オシムヘンの状況について語っている。 2022-23シーズンにセリエAで26ゴールを奪い、得点王に輝く活躍でチームを33年ぶりのスクデットに導いたオシムヘン。昨夏も去就が大きく話題になる中でナポリに残留すると、ケガがありながらも公式戦17ゴールを記録した。チームが苦しいシーズンを送った中で、ストライカーとしての存在感を発揮している。 そんなナイジェリア代表FWだが、以前にも今夏の移籍希望を示唆しており、去就が話題に。しかし、これまでチェルシーやパリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルなどの関心が伝えられながらも移籍は実現していない。マンナSDは『SportmediaSet』のインタビューで、オシムヘンの状況について語った。 「彼は退団希望を伝えてきたが、我々は冷静だよ。チームには彼の代わりを務められる選手がいるからね。ヴィクターは重要な選手だが、チームの品位を傷つけたくはないし、維持していきたいと思っている。移籍市場閉幕まで、今後数日間で何が起きるか見守っていこう」 なお『SportmediaSet』の報道によると、ナポリの要求額を支払うクラブはまだ存在しないとのこと。PSGは依然として興味を示しているが、ナポリの評価額を支払うつもりはなし。チェルシーはターゲットを切り替えて争奪戦から撤退したが、アーセナルは選択肢の1つであるようだ。一方でサウジアラビア勢も候補であるものの、本人が移籍を望むかは定かではないと伝えられている。