元近鉄の加藤哲郎氏 大阪からニコ生でプロ野球観戦フリートーク
プロ野球を観戦しながら好き放題にしゃべる
このほどトークバラエティの新番組「加藤哲郎のビーンボールトークwith津田弁護士」が放送された。これは「ニコニコ生放送」及び「AbemaTVFRESH!」で放送されているチャンネル「雀サクッTV」でのこと。実際にプロ野球を観戦しながら、好き放題にしゃべるという内容で、ほとんどタブーなし。元近鉄バファローズ投手で野球解説者でもある加藤哲郎氏に第1回放送終了後、直撃インタビューを試みた。
ラウンジバーからお酒のグラス片手にほろ酔いで
同番組は、加藤氏と京都グリーン法律事務所に所属している弁護士の津田岳宏氏による「プロ野球公式戦を観戦・実況しながら野球に関して自由なよもやま話をする」というトークバラエティだ。 現役時代、日本シリーズのヒーローインタビューで「巨人はロッテより弱い」(実際は誤報)という発言をしたとして一躍渦中の人となった“元・炎上系本格派投手”と、『賭けマージャンはいくらから捕まるのか』という著書を持つ賭博罪のスペシャリスト弁護士が、なんと、大阪の東心斎橋にあるラウンジバーからお酒のグラス片手にほろ酔いでお届けするという、危険な香りのする番組となっている。 「普段は麻雀関係の番組のみを放送しているチャンネルでの放送となった経緯は、2人が大の麻雀好きで関西での麻雀タイトル戦などでよく顔を合わせることから、意気投合して立ち上がった企画です」(雀サクッTVの関係者)
延長戦となったため5時間を超える長丁場に
第1回放送では、オリックスバファローズと、加藤氏の同僚であった梨田昌孝監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスとの試合を観戦しながら、さまざまなトークを繰り広げた。世間に衝撃を与えた野球界の諸問題への考察・提言、はたまた戦術論や勝負論など専門的なことにも触れ、初共演とは思えない息の合った掛け合いを展開した。 番組内のコーナーとして「津田弁護士の行列のできるかもしれない法律事務所」「加藤哲郎のいてまえ打線の裏側、言ってまえ!」などが設けられ、球界を揺るがせた声出し現金授受問題や清原和博元選手の問題など、注目の話題が次々と飛び出した。この日は試合が延長戦となったため5時間を超える長丁場となったが、実に中身の濃い内容に…。 なかでも最も盛り上がったのは、加藤氏が清原元選手について、「実はナイターではボールが見えづらかったのでは?」という視力の問題を指摘した場面だった。そして最後は視聴者コメントでリクエストがあった「島唄」を加藤氏がカラオケで歌ってお別れするという破天荒なエンディングとなった。