鮮やかな赤で食卓に彩り…甘さもあって150倍以上のリコピンで栄養も豊富、生産が追い付かない今が旬の「京くれない」イタリア料理店でもマリネやポタージュで人気のメニューに
「京くれない」というニンジンをご存じでしょうか。 長野県内では一部の地域でしか栽培されておらず、赤ニンジンとも呼ばれています。 限られた期間しか手に入らず、農家も供給が追いつかないというほどの人気で、貴重なニンジンを使って地元のシェフも腕を振るっています。 【写真を見る】鮮やかな赤で食卓に彩り…甘さもあって150倍以上のリコピンで栄養も豊富、生産が追い付かない今が旬の「京くれない」イタリア料理店でもマリネやポタージュで人気のメニューに 古畑キャスター: 「京くれないありました。ポップまで張られて売り出されています。そして普通のニンジンと比べてみますと一目瞭然!」 西友岩村田相生店・荒井拓磨(あらいたくま)さん: 「今年の10月頃から販売を始めました。まだ日が浅いんですが、徐々にお客様に認知していただいていると思います」 色の濃さに珍しさを感じて買っていくお客さんも。 買い求めた人: 「色もちょっと違うし、それがまたいいなと思って。蒸したり炒めたり、ポタージュにしたり色々です」 古畑キャスター: 「このあたりで県内では珍しい野菜を育てているとうかがったのですが…ここですよ!」 やってきたのは、小諸市八満(はちまん)にある畑。 古畑キャスターと栽培農家の小林茂さん: 「ここで育てているんですか?」 「只今収穫の真っ盛りです。こういったニンジンです。普通のニンジンの約2倍から3倍ある」 「色がかなり濃いですよね?」 「京くれないという赤いニンジンです」 県内での栽培は珍しいという赤ニンジン、その名も「京くれない」。 比較的新しい品種だといいます。 育てているのは、小林茂さんです。 オリジナルのギフト商品などを販売する小売業のかたわら、およそ1ヘクタールの畑で栽培にも取り組んでいます。 ギフトが並ぶ棚にはもちろん京くれない100%のジュースなども置いています。 京くれないはトラクターを使い、根っこを切ると簡単に収穫することができます。 古畑キャスターと栽培農家の小林茂さん: 「これめちゃくちゃ色が鮮やかですごい」 「寒さに当たると増々、色が一段と明るくなると思いますよ」 「色が濃いのは甘い証拠なんですか?」 「甘さがのったということです」 収穫の最盛期は11月から12月上旬の霜が降りる時期。 寒さで糖度が増し、一段と美味しくなるといいます。 小林茂さん: 「これ生でもおいしいんですよ」 古畑キャスターが採れたてのものをいただきます。 古畑キャスターと栽培農家の小林茂さん: 「みずみずしいのが分かりますね、おいしい!食べやすい。クセが少なくないですか?」 「ニンジン嫌いの人でも食べられると思います、甘みもありますね」 こちら、「赤くて」「おいしい」…だけではありません!
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