「ビールをグラス2杯、中ジョッキ2杯、ワイン」20代消防士が同僚と懇親会で飲酒後に車を運転 消防本部「再三注意喚起しているのに」
長野県諏訪市の諏訪消防署に勤務する20代の消防士が、酒気帯び運転で検挙され、諏訪広域消防本部が会見を開き陳謝しました。 酒気帯び運転の疑いで書類送検されたのは諏訪消防署に勤務する20代の消防士です。11月18日、同僚と懇親会で飲酒し、その後、自家用車を運転しました。途中、路上に停めた車内で寝ていたところ警察官に声をかけられ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 諏訪広域消防本部の聞き取りに、消防士は「ビールをグラスで2杯、中ジョッキで2杯、ワインを飲んだ」「プライベートで翌日、急に車が必要だとわかり、車を運転してしまった」などと説明したということです。 諏訪広域消防本部・増沢亘司消防次長: 「再三注意喚起している飲酒後の運転を行ったということで言語道断」 諏訪広域消防本部は、職員の起訴を待って懲戒処分する方針です。 消防本部では、岡谷消防署の20代職員が、勤務時間外に国道を52キロの速度超過で走行したとして検挙され、12月、懲戒処分をしたばかりです。 今後、全職員を対象に交通安全講習を開くなど、再発防止に努めるとしています。
長野放送