【MLB】ドジャースが9回表7得点で大逆転勝利 大谷は4年連続の20号到達、今季メジャー最長の特大アーチ
【ドジャース11-9ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間6月19日、ドジャースは標高1600メートルの「打者天国」と呼ばれる敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦の2戦目を迎え、先発のウォーカー・ビューラーが打ち込まれたものの、9回表に2本のアーチで一挙7得点。5点のビハインドをはね返し、11対9で大逆転勝利を収めた。ドジャース4番手のマイケル・ピーターセンがメジャー初登板で初勝利を挙げ、6番手のエバン・フィリップスは11セーブ目を記録。ロッキーズ4番手のビクター・ボドニックは痛恨の逆転アーチを浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平が飛距離476フィートの20号ソロを放つ(MLB.comより) ドジャースは先発のビューラーが初回にエゼキエル・トーバーとライアン・マクマーンの連続タイムリー二塁打などでいきなり4失点。2回表にアンディ・パヘスの8号ソロで1点を返したが、2回裏にエレウリス・モンテロの4号2ランで1対6とリードを広げられた。3回表に大谷翔平の内野ゴロの間に1点を返したが、4回裏にブレントン・ドイルに6号ソロを浴び、ビューラーは4回7安打7失点で降板。6回表に大谷が20号ソロを放ったものの、6回裏にドイルのタイムリーで追加点を奪われた。7回表にミゲル・バルガスのタイムリー二塁打で再び4点差としたが、7回裏にも1点を追加され、5点ビハインドに。しかし、9回表に代打ジェイソン・ヘイワードの4号グランドスラムで1点差に迫ると、二死1・2塁からテオスカー・ヘルナンデスに18号3ランが飛び出し、11対9で大逆転勝利を収めた。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席はセカンドゴロ。3回表一死3塁の第2打席はファーストゴロで1打点を記録した。6回表の第3打席はセンターへ飛距離476フィート(約145.1メートル)の20号ソロ。今季メジャー最長の特大アーチで4年連続5度目の20号に到達した。7回表の第4打席は中堅ドイルの好プレーに阻まれてセンターライナー。9回表の第5打席はレフトへヒットを放った。5打数2安打2打点で連続試合安打を3に伸ばし、今季の打撃成績は打率.316、出塁率.388、OPS.996となっている。