「何だよと思った時も」坪井慶介がドイツW杯での中田英寿を回想!「ワイワイだけではダメだよって」
ジーコジャパンは1分2敗でGS敗退
元日本代表DFの坪井慶介氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。2006年のドイツ・ワールドカップで共闘した中田英寿氏について語った。 【動画】坪井慶介が語る2006ドイツW杯秘話 ジーコ監督が率いた日本代表は、グループステージで1分2敗の戦績で最下位に終わり、決勝トーナメント進出は果たせず。大会後、チーム内で不和があったのではないかとも報じられていた。 実際には、どのような状況だったのか。坪井氏は自身と中田氏との関係性に言及しながら、当時を次のように振り返る。 「絡んでいましたけど、やっぱりちょっと何て言うんですか、ヒデさん自身も、自分をちょっとみんなと同じような存在にしないように、気をつけていたような気がするんですよね」 ジーコジャパンには、小野伸二、高原直泰、稲本潤一、遠藤保仁、中田浩二と、坪井氏と同じ1979年生まれの選手が多かった。「仲が良かったので、特に僕らの世代は。ワイワイやる感じだった」という坪井氏は、そうした雰囲気に中田氏なりに考えがあったのではないかと推測する。 「そのワイワイだけではダメだよ、というのを、ちょっと自分という存在で作っていたのかな、という気はしますよ。今となれば」 坪井氏は「当時は『ちょっと何だよ』と思った時もありますけど」と正直に話すが、中田氏の存在がチームを引き締めていたようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部