スロット監督、退場のロバートソンに「責めるつもりはない」試合の大半を10人で戦った選手を称賛
リヴァプールのを率いるアルネ・スロット監督が、フラム戦で退場したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンに言及しつつ、その後10人で2度のビハインドを追いついた選手たちを称賛した。イギリス『Sky Sports』電子版がコメントを伝えている。 【動画|リヴァプール vs フラム】プレミアリーグ ショートハイライト リヴァプールは現地時間14日、プレミアリーグ第16節フラム戦に臨んだ。11分にアンドレアス・ぺレイラに先制点を許すと、17分にロバートソンがフラムの得点機会を阻止したとしてレッドカードを受ける。10人での戦いを余儀なくされたリヴァプールは、47分にコーディ・ガクポが得点を挙げ同点に追いつくも、76分に再び失点。しかし86分にディオゴ・ジョタが同点ゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。 スロット監督は試合後、退場したロバートソンに言及。ロバートソンは1分にイッサ・ディオプのスパイクがヒザに入り打撲を負い、プレーを続けたが、スロット監督は打撲の影響がレッドカードにつながったと考えている。 「チームが示した気概は、ロボ(ロバートソンの愛称)が示したものだった。ヒザにスタッドが刺さるような蹴りを受ければ、数分間は痛みを感じる。我々のベンチには左SBではないDFしかいなかったので、彼がうまくやってくれることを期待していた」 「しかし彼が本来の姿ではないと気づいたのは、アリソンにヘディングでボールを返した時(4分のシーン)だった。『様子を見てみよう』と、思ったが、その直後にレッドを貰ったと思う。彼を責めるつもりはない」 試合の大半を10人でプレーしたにもかかわらず、2度のビハインドを追いつき、勝ち点を拾った選手たちに、スロット監督は称賛の言葉を述べている。 「ジローナ戦(10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ:0-1で勝利)と全く逆の結果だと思う。ジローナ戦ではパフォーマンスに満足していなかった。(フラム戦の)パフォーマンスには非常に満足しているし、これ以上は望めない。だが、もちろん結果には満足していない」 「フラムとのホームゲームでポイントを落とすのは、誰も予想も望んでもいない。しかし、2度のビハインドや不利に働いたこともある中で、我々の選手とファンの力強さは素晴らしかった」
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