古宇利島にカフェ「薬膳茶屋 一香」 薬膳師、島野菜で薬膳料理提供
カフェ「薬膳茶屋 一香(ICHIKA)okinawa」(今帰仁村古宇利、TEL 080-6480-6236)が11月13日、今帰仁村古宇利にオープンした。(やんばる経済新聞) 【写真】「薬膳茶屋 一香(ICHIKA)okinawa」が提供する料理 スパイスや香辛料を使った味付けで、今帰仁産を中心にした野菜の「薬膳デリ」を提供する同店。店内はコンクリート調。席数は、カウンター=4席、テーブル=2席。 店主は遠藤香代子さん。薬膳との出合いは自身の産後の体調不良がきっかけだったという。食事を見直して薬膳を学び、5年前に国際中医薬膳師の資格を取得。薬膳を生かした料理教室や薬膳講座などを東京都内の自宅で運営していた多国籍料理がテーマの料理教室で開いてきた。2年半ほど前に古宇利島へ移住後は、やんばる産の植物をブレンドしたお茶や調味料を販売。11月13日、カフェもオープンした。 メニューは「本日の薬膳プレート」(1,980円)。メイン料理は、「島豚のルーローハン」「牛筋の黒糖コチュジャン煮」など日替わり2種類から1種類を選んでもらう。「今帰仁エリンギブラウンマスタード炒め」「黒糖黒豆黒酢」「紫タマネギのシークワーサーマリネ」など島野菜で作る約15種類のおかずは食べ放題のビュッフェ形式で提供する。 遠藤さんは「日常に取り入れやすい薬膳料理を目指している。発酵麹(こうじ」やオリジナルの『黒糖コチュジャン』などの薬膳調味料も使っている。薬膳は食事を通じた養生で、沖縄の郷土料理に通じる。体を整えてもらえれば」と話す。 営業時間は11時30分~15時30分。月曜・火曜・土曜・日曜定休。
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