東京都、観光地のテクノロジー導入を支援、地域単位で事業者連携する面的な高付加価値化に、最大4000万円を補助
東京都が観光地におけるAIなどの先端技術導入を支援している。エリア単位でホテル、レストラン、観光施設、商業施設などがグループ連携して面的な高付加価値を図る取り組みに対し、必要経費の一部を補助する。 AIやIoTを用いたリアルタイムな混雑情報の可視化による周遊や混雑の抑制、キャッシュレスやチケットレスを可能にする生体認証システム導入による観光客の利便性向上やエリアの混雑解消、電子共通パスのダイナミックプライシング(変動価格)開発、XR技術を活用した観光コンテンツ開発などを想定。対象は2者以上の都内事業者で構成される企業グループで、機械設備、システム導入費、専門家指導費など補助率2分の1以内、最大4000万円を補助する。 募集期間は2024年8月21日まで。都の審査により、補助対象者を決定する。補助事業実施期間は2025年3月31日まで。
トラベルボイス編集部