<芽生えの春・有田工センバツへ>第3部 選手紹介/2 /佐賀
◇チームの盛り上げ役 山口洸生二塁手=2年 ムードメーカーとしてチームを盛り上げる。中学時代の大会では先頭打者本塁打を放つなど打撃は得意。2年生の秋からスイッチヒッターに転身し、梅崎信司監督とは毎朝、特訓をしてきた。守備面は1年生の時の試合で失策したこともあったが、後逸しないことを心がけて基本動作を反復練習し、レギュラーに定着した。 ▽右投げ両打ち▽武雄中出身▽身長165センチ、体重72キロ▽趣味は釣りとスニーカー集め▽将来の夢は自衛官。 ◇公式戦の経験は豊富 松尾脩汰三塁手=2年 1年生の秋からレギュラーで、公式戦の経験は豊富。内野手として一球一球に備え、ミスした後のカバーを意識する。打撃は2番打者として「サイン通りにセーフティーバントやエンドランをしっかり決める練習をしてきた」という。「守備から流れを作って粘り強い試合をしたら勝てる」とセンバツに挑む。 ▽右投げ右打ち▽伊万里中出身▽身長166センチ、体重67キロ▽趣味はボウリング▽将来の夢は社会人としてお金を稼ぐこと。 ◇堅守と果敢な走塁 相川翔大遊撃手=1年 堅実な守備と果敢な走塁が期待される。梅崎信司監督から「伸びしろがある選手」と評され、昨秋から両打ちに挑戦。福岡第一高で夏の甲子園に出場した父智裕さん(49)から助言を受け、母幸子さん(41)からは体作りのために食事量を増やしてもらった。「一つ一つのチャンスをものにして一勝一勝を積み上げていく」 ▽右投げ両打ち▽武雄中出身▽身長170センチ、体重69キロ▽趣味も野球▽将来の夢は消防士。