【NFL】元シーホークスHCキャロル、コーチとしての復帰について「現時点では望んでいない」
シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)を退任する際、ピート・キャロルはコーチを続けるのに「かなり本気で戦ってきた」と語った。それはキャロルが将来的に再びNFLのサイドラインに立つことを意味しているのだろうか。
トレーニングキャンプの定番の話題にも備えている72歳のキャロルは、今すぐにでもヘッドコーチに戻ることができると信じている。しかし、それはキャロルが現時点で求めていることではないようだ。
キャロルは現地20日(火)に『93.3 KJR』で「まあほら、よく聞かれることだから、明日にでもコーチになれると答えるのには慣れている」とコメント。
「体調は久しぶりに絶好調だ。今やっているすべての活動に取り組む準備が整っているし、それについても良い気分だ。できるけれども、現時点ではそれを望んでいない」
トレーニングキャンプの時期に多くの人がそうであるように、人生で最高の体調であるにもかかわらず、キャロルはフットボールフィールドに戻らないと決めている。一方、過去に2度ナショナルチャンピオンシップに導いた南カリフォルニア大学(USC)に戻る見込みのキャロルは、指導者の役割を担う予定だと述べたが、詳細については明かさなかった。
「すべてが決まれば、本当にエキサイティングな取り組みになるだろう」とキャロルは話している。
キャロルはコーチとしての復帰を切望しているわけではないものの、その可能性を完全に閉ざしているわけでもない。
「どうなるか見ていこう」と述べたキャロルは「正直、待ち望んでいるわけではまったくない。前に進んでいるし、やりたいこともワクワクしていることも他にあるから、それがどうなるか見ていくつもりだ。息をのんで待つとかそういうことを考えているわけではない。だから、コーチングを40年以上、48年とかそれくらいやってきたとして、これで終わりだったとしても、それでも構わないと思っている」と続けている。