西川町にサウナ特別賞、まちづくりへの活用を評価 「ととのう!にっぽんサウナ大賞」
サウナを専門に扱うウェブメディアなどで構成する「日本サウナメディア協会」は26日、今年に注目を集め話題となった施設や自治体を表彰する「ととのう!にっぽんサウナ大賞」を発表し、西川町が特別賞に選ばれた。サウナを活用したまちづくりに取り組む点などが評価を受けた。 サウナ文化の普及やファン拡大を目指す同協会が初めて実施。協会内の審査で大賞、最優秀新サウナ賞、特別賞の3部門を決めた。 特別賞はサウナに関する取り組みを行う団体などが対象。西川町は「ととのうなら西川」のキャッチコピーを掲げる。温泉施設「水沢温泉館」のサウナを昨年4月にリニューアルし、熱した石に水をかけ水蒸気で発汗を促す「ロウリュ」、利用者に熱い風を送る「熱波師」が人気で、利用者数が増えていることも受賞理由となった。移動式トレーラーサウナを活用した体験企画なども開催してきた。 同町かせぐ課NFTサウナ担当の鈴木悠史主事(35)は「町が進めてきたことが表彰され、うれしい。今後も他施設との差別化に取り組みたい」と話した。
大賞には、東京都港区赤坂にある関東最大規模の施設「サウナ東京」、今年オープンした施設が対象の最優秀新サウナ賞には、同品川区にあるカプセルホテル付きの「品川サウナ」が選ばれた。