金沢、千葉からMF熊谷アンドリューを獲得!…4月に徳島退団のMF西谷和希の加入も発表
ツエーゲン金沢は9日、ジェフユナイテッド千葉からMF熊谷アンドリューが完全移籍加入することを発表した。また、4月に徳島ヴォルティスとの契約を解除したMF西谷和希の加入も決定。背番号は熊谷が「18」、西谷が「24」となっている。 1993年6月6日生まれで現在31歳の熊谷は守備的MFを主戦場とするプレーヤー。横浜FMの下部組織出身で、2012年にトップチーム昇格を果たした。その後は湘南ベルマーレと金沢への武者修行を経て、2017年に千葉へレンタル加入し、翌年に完全移籍への移行が発表。同クラブでは公式戦通算188試合出場2ゴール5アシストという成績を残した。なお、熊谷にとっては2016年以来約8年ぶりの金沢復帰となる。 1993年10月5日生まれで現在30歳の西谷はサイドハーフや中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。2016年に流通経済大学から栃木SCへ入団しプロキャリアをスタートさせると、2020年1月には徳島ヴォルティスへ加入した。同クラブで公式戦通算154試合出場16ゴール17アシストという成績を残したが、今年4月に双方合意のもとでの契約解除が発表。以降はフリーの状態が続いていた。 加入が発表された熊谷と西谷は、金沢のクラブ公式サイトを通じてそれぞれ次のようなコメントを発表している。 ◼︎熊谷アンドリュー 「この度、ツエーゲン金沢に加入することになりました。もう一度この地でサポーターの皆様と共に戦えることをとても嬉しく思います。昇格に向けて1日でも早くチームに貢献できるよう頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。絶対に全員で昇格を奪い取りましょう」 ◼︎西谷和希 「ツエーゲン金沢の一員として闘える喜びと感謝を胸に全力で闘います。J3を優勝してJ2に昇格ができるように、その力になれるように全力を尽くします。応援よろしくお願いします」 また、熊谷は退団する千葉に向けて次のように感謝の思いを綴っている。 「この一年半、怪我を繰り返しチームの力になれず、本当に苦しい日々でした。練習もまともに出来ず、心が折れそうなことも正直何度もありました。それでも今日まで続けてこれたのは、スタジアムでどんな状況でも諦めずに戦っている仲間やサポーターの皆さんがいたからです。そんな皆さんに対して直接感謝の言葉1つ言えずに去らなければならないことがとても辛いですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「皆さんから『スタジアムで待ってるから絶対帰ってきてね!』など励ましの言葉を沢山いただいたにも関わらず、その約束を果たせなかったこと、勇人さんをはじめとするジェフでともにプレーした全てのチームメイト、サポーターの皆さんと目指していた目標を達成出来ずに去ることになってしまったことが心残りです。今後どのような形になるか分かりませんが、またフクアリで皆さんに会える日を楽しみにしています。ジェフユナイテッド市原・千葉で過ごした7年半、共に戦って頂いた日々を本当に感謝してます。ありがとうございました」
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