SVリーグが華々しく開幕 大阪ブルテオンがサントリーサンバーズ大阪にストレート勝ち
「2024-25大同生命SV.LEAGUE MENオープニングマッチ サントリーサンバーズ大阪vs. 大阪ブルテオン」が10月11日(金)、東京体育館(東京)で行われた。6513人の観客が訪れ、地上波でも放送された注目の一戦は、大阪Bが3‐0で勝利した 【動画】西田のパワフルなスパイク! チケットは完売で、グッズブースも予定より先だって開場。高まる熱気のなか、楽器の生演奏とともに選手たちが登場した。試合前の公式練習では、固唾をのんで見つめる両チームのファンたち。期待と緊張が東京体育館に充満していた。 大阪Bの西田有志が放ったスパイクを切り返し、サントリーのデ アルマス・アラインが得点を決めて試合がスタート。だが、序盤から主導権を握ったのは大阪Bだった。5-4から西田のサービスエースなどで連続得点。12-8からは西田がアライン、ドミトリー・ムセルスキーを続けてブロックするなど、リードを8点に広げた。その後はムセルスキーの強打をロペス・ミゲルがディグするなどディフェンスも光り、ブレイクを許したのは一度のみ。25-17で圧倒した。 第2セットは一転して競り合う展開に。サントリーはこのセットからスタメン出場した鬼木錬や、小野寺太志がロペスをブロック。序盤は1点差を追った大阪Bだったが、チームを勢いづけたのは西田だ。2度の連続得点で15-11とし、このセット初めてサントリーにタイムアウトを取らせる。その後はロペス、ジェスキー・トーマスの両アウトサイドヒッターが得点を重ね、25-19で勝利に王手をかけた。
あとがなくなったサントリーはムセルスキーの強打やサービスエースで得点を量産。12-10でこの試合初めて先にテクニカルタイムアウトに到達した。その後はサイドアウトを取り合うなか、ブレイクしたのは大阪B。髙橋藍のバックアタックをジェスキーが豪快にブロックするなど、5連続得点で19-16と逆転した。その後は競り合う展開が続いたが、23-21からロペスが豪快にブロックアウト。最後はムセルスキーのスパイクをロペスがブロックし、記念すべき試合で白星を挙げた。 ■試合結果(観客6513人) 大阪B 3-0 サントリー (25-17,25-19,25-21) ■大阪Bの第1セットスターティングメンバー 山内、永露、ジェスキー、エバデダン、西田、ロペス、リベロ山本 ■サントリーの第1セットスターティングメンバー 大宅、髙橋藍、柏田、ムセルスキー、アライン、小野寺、リベロ喜入、藤中(颯)
月刊バレーボール