桜庭和志長男・大世がプロデビューで秒殺KO 「練習通りでした」作戦奏功し父からは「80点」
◇RIZIN DECADE(2024年12月31日 さいたまスーパーアリーナ) ライト級(71キロ以下)ワンマッチで桜庭和志(55)の長男・大世(26)がプロデビューで秒殺KOした。父のかぶったマスクを着用して入場し、開始早々、左ミドルキック。これを矢地祐介(34)にキャッチされたが、すかさずカウンターの左ストレートを合わせ、倒した。わずか26秒でTKO勝ち。和志とともにリング上で喜んだ。 「気持ち良かった。大人になって人を殴って落ちるときはスローに見えた」と冷静だった。まさに作戦通り。「蹴りが得意でもたれたところにパンチを出す。練習通りでした」と満足そうだった。父からは「80点」の評価。来年5月には東京ドーム大会が待つ。「出られたら出たい」と意欲。IQレスラーの遺伝子の進化が止まらない。