安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送(全文3)布マスクに疑惑はない
各地の優秀な人材の積極活用を
山中:今、本当に保健所とか対策チームの方は本当にもう日夜、大変な状態だと思います。一方で、私もそうなんですが、今、自粛に協力するために仕事をしたくてもできない優秀、僕は優秀じゃないですが、いろんな能力を持った方が京大にもいっぱいいますし、東京にもいっぱいおられると思いますので、ぜひ、普段の縦割りじゃなくて、各地に潜在的におられる、仕事をしたくてたまらない優秀な人がたくさんおりますから、そういう人材を、さっきのPCRもそうなんですけれども、ぜひ、この緊急事態ともいえる今の非常事態ですから、活用していただけたら保健所の方や厚労省の方の過重労働もずいぶんましになると思いますし、Rという数値もより正確に、よりリアルタイムに出せると。それによって、安倍首相の政策判断も、科学に基づいて迅速にできる、体制できると思いますから、これ、絵に描いた餅かもしれませんが、1つの可能性としてご考慮いただけたらと思います。
マスクを日常的に購入できるのはいつごろ?
馬場:ありがとうございます。さて、番組中に引き続き皆さまからの質問を募集しておりましたので、その中からまた幾つかお答えいただければと思います。 まず1つ目です。欧州各国でマスク着用が義務化されたと知り、政府がマスク配布を決めたのは妥当だったと思う反面、不良品や契約まわりで疑惑を持たれたのは問題です。今後の全面解除に向けてマスク着用はさらに重要となりますが、日常的に購入できるのはいつごろからになるのでしょうか。 安倍:今回、マスクについてわれわれ2枚配布をさせていただきました。大変厳しい状況でございましたので、何回も洗って、洗うということ、ご面倒をお掛けしますが、ずっと使えるものになるわけでございますので、この逼迫した状況を改善したいという気持ちで、まずは介護施設、次は学校という順番で広げてまいりましたが、各戸に配布をさせていただきました。 全ての業種の皆さん、あるいは製造業の皆さん、本当に一生懸命、私は作っていただいたと思います。この疑惑というのはまったく、これは野党はそういうことを言ってるんですが、まったくそんなものはありませんし、それぞれ本当、皆さん一生懸命作っていただいて、数も押さえていただいたと思っています。われわれがこれをやり始めたあと、パリや、あるいはシンガポールでもこういう配布をスタートしたというふうに思います。 また、官民連携して、今、マスクの生産の増強を行っています。また、こういう品薄状況を解消できるという考え方の下に、布マスクも配布をさせていただきましたが、こういうものを出すと、今までたまっていた在庫もずいぶん、ためられていた在庫もずいぶん出てまいりました。価格も下がってきたという成果もありますので、そういう成果はあったのかなと思います。 いずれにしても、今、多くのメーカーの皆さんにも増産に参加をしていただいてますし、われわれも補助をしてます。もちろん、余るということはないんですが、基本的には国が全部買い取るということも約束して、安心して今、製造をしていただいているところであります。 【書き起こし】安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送 全文4に続く