中山美穂さん死去、事務所が発表「驚きと悲しみで呆然」死因等は現在確認中
歌手・俳優の中山美穂さんが亡くなったと、6日に所属事務所がオフィシャルサイトを通じて発表した。54歳だった。 【画像】美しいドレスで…中山美穂さん 所属事務所の BIG APPLE は「関係者各位並びにファンの皆様」と題した発表で、「本日12月6日に、弊社所属のタレント中山美穂が自宅で亡くなっているのが発見されました」と発表。「日頃よりお世話になっている関係者の皆様及び応援してくださっているファンの皆様に、突然このようなお知らせをすることになり、心苦しいばかりですが、あまりに突然の出来事で、弊社も驚きと悲しみで呆然としております」とつづった。
死因などの詳細については「現在確認中」だといい「マスメディアの皆様におかれては、ご家族やご親族に配慮し、過度な取材・報道は厳に慎んでいただくよう切にお願い申し上げます」としている。
中山さんは1970年3月1日生まれで東京都出身。1985年に歌手デビューし、同年のドラマ「毎度おさわがせします」、映画『ビー・バップ・ハイスクール』などに出演。日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した。その後も女優・歌手として活動を両立させ「ママはアイドル!」(1987)、「君の瞳に恋してる!」(1989)、「すてきな片想い」(1990)などに出演。ドラマ「誰かが彼女を愛してる」(1992)の主題歌「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS名義)や「もしも願いが叶うなら」(1994)の主題歌「ただ泣きたくなるの」など数々のヒット曲でも知られた。
1994年に映画『Love Letter』でブルーリボン賞などを受賞し、1998年には『東京日和』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。そのほか映画では『波の数だけ抱きしめて』(1992)、『サヨナライツカ』(2009)、『新しい靴を買わなくちゃ』(2012)、『蝶の眠り』(2017)、『ラストレター』(2019)などに出演した。妹は俳優の中山忍さん。(編集部・入倉功一)