佐久間朱莉の最新セッティング。10Kの直進力を実感!「試合でも思い切って振っていけるんです」
4月の富士フイルム・スタジオアリスで最終日最終組で阿部未悠との一騎打ちを見せて2位、GW中のワールドレディス サロンパスカップでは1打差の2位。初優勝には届いていないが好調なゴルフを続けている佐久間朱莉の最新セッティング。 佐久間朱莉の最新セッティングはこちら
クラブ契約はピンゴルフ、ドライバーはピンのニューモデル・G430MAX10Kを開幕から使っている。「10Kは、昨年使っていた430MAXよりも打音が少し高く感じ、弾いているイメージが強くて好きな音です。(Regio Formula)MB+シャフトとの組み合わせで、ヘッドスピードがコンスタントに43m/sを出せるようになって平均飛距離も伸びています。10Kはとにかく直進性が高くコースで思い切り振れるところが好きなんです」と佐久間本人。
数多くテストしたシャフトの中で、MB+は振り心地が良く、球がつかまり過ぎず、スピンも抑えられ、持ち球のフェードがイメージ通り打てるところが気に入っているという。その流れでG430MAXの3Wと5Wにも挿してテストし、開幕後に同シリーズのM+にスイッチした。MB+に比べてM+は先端が少し動くシャフトのため、地面からボールを拾いやすくなることを狙ってのもの。
「実際、3Wのキャリーが少し伸びています」と話す。2本のUTはG430 HYBRID。4Uは飛距離がしっかり出るところを、5Uはバックスピンが多くなり過ぎずに安定して飛ぶ点を評価している。4Uのシャフトには〝22度・39.25㌅・チップカット0.25㌅〟のスペックシールが貼られる。
アイアンは昨季のi230から鍛造キャビティのブループリントSへスイッチ。「今年のオフ、アリゾナ合宿へ行く1週間前に埼玉のアンサーオフィスでフィッティングをして、そこで決めました。即替えでした! i230よりも顔がちょっと小さくて操作しやすい感じがして、右に抜けるミスが減りました。打感が軟らかくて、つかまりが良く、インパクトでグンッて飛んでいく打感が気に入っています」。シャフトはN.S.プロ850GHのS。ライ角は赤ドットの1度フラット。 3本のウェッジもニューモデルのS159。50度と54度は、基本的にグリーンを狙うショットとして使うためスタンダードのSグラインド、ショートゲーム重視の58度のみH(ハーフムーン)グラインドに変更。