ドラマ「タカラのびいどろ」第7話では、岩瀬洋志“宝”と小西詠斗“大進”がついに付き合うことに

岩瀬洋志と小西詠斗がＷ主演を務めるドラマ「タカラのびいどろ」(毎週月曜夜11:24-11:54ほか、BS朝日ほか／Leminoにて7月1日[月]より見放題独占配信)の第7話が8月12日に放送された。宝(岩瀬)が行きつけのラーメン店に大進(小西)を連れていき、さりげなく優しくフォローするようすに、大進への好意が伝わってきて激萌えさせられた。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】尊い…岩瀬洋志“宝”を見つめる小西詠斗“大進” ■「タカラのびいどろ」とは 本作は、「BLアワード2024」BLCD部門第1位、「BLアワード2023」コミック部門にて第3位、「コミックシーモア」主催の「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2023」のBL部門賞を受賞するなど、BLファンを中心に熱烈な支持を集める鈴丸みんたの同名BL漫画をドラマ化。 見た目はクールなイケメンで一見ぶっきらぼうだが、実は情に厚く面倒見がいい“世話焼きクーデレ先輩”志賀宝(岩瀬)と、人懐っこく素直で家事もできる“天然ピュア方言後輩”中野大進(小西)による、ピュアで心温まる恋愛模様を描いていく。 宝役を岩瀬が、大進役を小西が務める他、二人を取り巻く学生役に新進気鋭のキャスト陣が集結。大進の同級生・四ノ宮えみりを三原羽衣、兵藤芽依を下田彩夏、湯川健三を山田健人、宝と大進が所属する央大学登山サークルの部長・上橋美波を笠間優里、同じく登山サークル所属で宝の親友・石川明良を浅見和哉、2年生で宝に強いあこがれを抱く登山サークル所属の小川唯を水瀬紗彩耶が演じる。 また、宝の行きつけの雑貨屋の店員・山形雅也役で佐野岳、宝の祖父・志賀宝榮役で松澤一之、福岡に住んでいる大進の母・中野登美子役で西尾まりが出演。脚本は下亜友美が務め、石橋夕帆、富田未来も共同脚本として参加。監督は石橋、富田に加え、こささりょうまが担当する。 ■つき合うこととなった宝と大進はラーメン店を訪れる 福岡から上京してきた中野大進は、央大学に入学する。だが、おしゃれな格好をして標準語で話す同級生たちに圧倒され、先輩たちからのサークル勧誘にも戸惑っていた。そんな中、大進はキャンパスで見覚えのある人物を見かける。 それは半年前、オカメインコの“おかめくん”を亡くし涙する自分を慰めてくれた人物で、2年先輩の志賀宝だった。懸命に思いを伝えようとする大進だったが、宝からは冷たく突き放されてしまう。それでも大進はめげることなく、宝が在籍する登山サークルに入部。少しずつ大進と宝の距離は縮まっていく。 晴れてつき合うこととなった宝と大進。宝が行きつけのラーメン店に大進を連れて行く。 ■「いいのか？」と心配したり、箸を渡したり、さりげなく優しい宝 宝が「いつもの」と注文すると大進も嬉しそうに「先輩と同じので」と注文する。宝が心配して「いいのか？まあ、この店で1番うまいけど、でもお前はもっと普通の…」と言いかけるが、大進は「いえ、同じので」とほほ笑む。 「激辛お待ち」といかにも辛そうなラーメンが出てきて、大進は両手でラーメンを持って「赤…」と方針状態で見つめる。宝は大進に箸を渡しながら「だから普通のにしとけって言ったろ」と言う。宝がいただきますをしてラーメンを食べ始めると、大進は覚悟を決めて「食べます」と言って、いただきますをして食べ始める。 宝が見守っていると、大進は一口麺をすすりあげるとむせてしまう。宝は吹き出し、大進は「からっ」と言ってぱちぱちとまばたきしながら水を飲む。そのようすに宝は大笑いし、大進はからがりながらも宝の笑顔を見てほほ笑む。宝が「無理そうならやめとけよ。俺が食うから。注文し直すか？」と聞くと、大進は「いえ。からくてもおいしいのはわかるけ」と答え、宝は「そうか、根性あるじゃん」と言うのだった。 大進の“いわんこっちゃない”な展開と小動物のような反応がかわいい。そして、激辛メニューを心配したり、箸を渡したり、無理なら食べるからと言ったり、宝がさりげなく優しくて、実は大進のことが大好きだなと思わせるようすにも激萌えさせられた。 ◆構成・文＝牧島史佳