35歳独身で貯金が「ゼロ」だという息子。貯蓄のない30代独身の人は多いのでしょうか?
貯蓄するコツ
なかなか貯金するためのお金をねん出できない方は、生活を見直すといいでしょう。無駄な出費を省くことも、貯蓄するためのコツです。 例えば、不要なサブスクリプション契約を解約するだけでも大きな節約になります。月に500円のサブスクリプション契約を3つ解除すると、一年間で1万8000円の節約が可能です。 さらに、水道光熱費も節約しやすい項目といえるでしょう。水道や電気、ガスの使用量を減らせば、それだけ各費用も減らせます。 東京都水道局によると、洗顔や手洗い、はみがきのときなどに水を流しっぱなしにした場合、1分間の使用量目安は12リットルほどのようです。必要なとき以外は水を止めたり、歯磨きにはコップを使ったりなどの方法で5リットルほどの節約になる可能性もあります。 お風呂を使う際はシャワーを流しっぱなしにせずこまめに止めたり節水シャワーヘッドを使用したりすれば、水道代とともにガス代の節約も可能です。また、使用していない部屋の電気を消すように意識すれば、電気代の節約もできます。 少しずつ節約をすることで、余ったお金を貯蓄に回せます。まずは、自分のできる範囲から節約と貯蓄を始めてみましょう。
30代独身で金融資産を保有していない方は34%
金融広報中央委員会の調査結果より、30代の単身世帯で金融資産を持っていない方は34%でした。中央値から考えても、多額の金融資産を持っている方は多くないでしょう。 しかし、将来のために貯蓄をしたいならやはり早いうちに始めた方が余裕をもって貯蓄しやすくなります。より効率よく資産形成をしたい方は、投資の活用も方法の一つです。 また、貯金に回すお金が現時点で工面できないときは、生活費の見直しも必要です。不要な出費を削ると、貯蓄に回すお金ができる可能性があります。 出典 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年) 表番号4 金融庁 NISA特設ウェブサイト つみたてシミュレーター 東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部