【有馬記念】大外枠シャフリヤール、10番人気の低評価に反発2着 C・デムーロ騎手「これだけ走れて光栄」
シャフリヤールが2着。不利とされる大外枠から中団で折り合い、向こう正面を過ぎたあたりから徐々に進出。抜群の手応えで直線に向くと、勝ち馬と火花散る追い比べを披露した。ハナ差及ばなかったが、10番人気の低評価に反発してダービー馬の意地を見せた。 C・デムーロ騎手は「残り100メートルあたりで苦しくなって、少しモタれました。状態は本当に良くて、自分が今まで乗ったなかでもトップレベル。これだけ走れて光栄です」と胸を張った。藤原調教師は「本当にすごい。⑯番枠がきつかったけど、100点の競馬をしてくれた。6歳だけど、若さもあって成熟している」とたたえた。