【有馬記念・一夜明け】レガレイラは激戦翌日も普段通りの雰囲気 ドウデュース陣営からの祝福に喜びも
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] 22日のGⅠ有馬記念でシャフリヤールとの追い比べをハナ差制し、64年ぶりの3歳牝馬Vを成し遂げたレガレイラ(木村)は、同日午後8時頃に美浦トレセンの自厩舎へ到着した。 「すぐに気持ちを切り替えられる馬なので、戻ってきてからはいつも通りの雰囲気です」 一昨年の覇者イクイノックスも担当していた楠助手は、「ドウデュースとやりたかったです」と戦友の出走回避に悔しさをにじませた。一足先にターフを去ったイクイノックスとドウデュースは同じ5歳世代。イクイノックスが栗東滞在した際にドウデュース陣営と親交が深まった。レース後、最初に来た連絡はドウデュースを担当する前川助手だったという。「〝おめでとう〟と一番に連絡をもらえてうれしかったですね」と楠助手は目を細めた。 初コンビでレガレイラを勝利に導いた戸崎圭騎手に対しては「調教師も言っていましたが、勝っても負けても最高の競馬をしてくれた、本当にありがとう」と同助手。次走は未定だが、「様子を見て、近々ノーザンファーム天栄に放牧へ。気分良く走らせるように普段からケアしていきたいです」と来年のさらなる飛躍を期待していた。
東スポ競馬編集部